今更ながらMacにPSPSDKを入れる

久しぶりにPSPプログラミングでもしようかと思ったけども、MacにはまだPSPSDKを入れてなかった。
前に使っていたWindows機を使えばいいのだが、キーボードの配置に慣れてしまったため使いにくい。
ということで、MacにPSPSDKを入れることに。

しかし、使えるインストーラーがないので、自分でコンパイルすることにした。
昔はhttp://psp.jim.sh/からチェックアウトしてやっていたみたいだが、いろいろ探してみると、githubにも落ちていた。
そっちはちょくちょく更新されているみたいなので、今回はこれを使うことにした。

事前準備として、macportsかhomebrewを入れておいてください。
※ 以下はhomebrewの方法を書くので、macportsの方は「brew」を「sudo port」に読み替えてください。 また、スクリプトファイルを実行する時もsudoをつけたほうがいいかもしれません。

まず、足りないコマンドをインストールしておきます。

$ brew install autoconf automake bison flex ncurses readline subversion texinfo wget mpfr  

次に、Mac用の準備スクリプトを実行します。

$ ./prepare-mac-os.sh  

パスを通します。

$ export PSPDEV="/usr/local/pspdev"  
$ export PSPSDK="$PSPDEV/psp/sdk"  
$ export PSPPATH="$PSPDEV/bin:$PSPDEV/psp/bin:$PSPSDK/bin"  
$ export PATH="/opt/local/bin:$PATH:$PSPPATH"  

インストールします。最低でも1時間ぐらい見積もっておいたほうがいいでしょう。

$ ./toolchain-sudo.sh  

たまにダウンロードが失敗するので、その時は

$ ./toolchain-sudo.sh 6 7 8  

などして、途中から再開しましょう。 多分8番目ぐらいまで終われば十分だと思います。 9番目の工程でpsplink等のインストールをしますが、このままの状態ではエラーが出ます。 どうしても入れたい方はPSPLINKをMac OS X Snow Leopardで動かす - cafe break -珈琲休憩-なんかを参考にしてください。

最後に.bashrcなどに

export PSPDEV="/usr/local/pspdev"  
export PSPSDK="$PSPDEV/psp/sdk"  
export PSPPATH="$PSPDEV/bin:$PSPDEV/psp/bin:$PSPSDK/bin"  
export PATH="/opt/local/bin:$PATH:$PSPPATH"  

を追加して完了です。お疲れ様でした。

参考 : http://lan.st/showthread.php?p=22608